ヒデじい・宇宙の旅・サイクリング

10.21
ツイッター上に「今日はちびまる子ちゃんのヒデ爺のお誕生日です」というお知らせが来ていたので、ヒデ爺が過去について語る回のアニメを見た。
子供の時に見た記憶はぼんやりあったけれど、改めて見ると、台詞の一言一言が重く感じられて、違う作品のようだった。

たった一話のアニメでボロボロに泣いてしまった。ヒデ爺があまりにも淡々と過去を語るので、台詞の量に対して内容の密度が急に濃くなり「いや、それはあかんやろ…」と半分笑ってごまかすように泣いてしまった。

ヒデ爺が話しているエピソード自体はごく普通といっては失礼かもしれないが、戦争経験者の方であればきっとよくあった話なのに、そういった普通さを全く感じさせずに、むしろ見る側にありありと光景を想像させる「話し方」が上手いと思った。
終盤の、花輪くんの夕焼けを見ながら背中で言った声も低くてグッとなった。

その後、どんなにぼうっと生きていてもきっと誰もが耳にしたことのあるであろう「2001年宇宙の旅」という映画をアマゾンプライム会員の権利を使って見た。映画の構造と完璧主義的なこだわりが男性的なこだわりに偏っていて途中からあまり楽しめなくなってしまった。

美しい宇宙ステーション。完璧な構図。台詞の間。重たい時間。観念的な映像。段々と抽象的な方向へ展開し、センスを排除した論理と構造の世界に思えた。京都の料亭で出される鯛茶漬けと、おばあちゃんの塩おにぎりを交互に食べているような……。どれだけ美味しくても比べようのない状況に陥ってしまった。どっちも美味しいねんけど…。ちゃう味のもん食べたい…。みたいな気持ちになった。

スターウォーズよりも前にこの映画が撮られたという意味では、映像美も思想も、相当時代の先を行っているのだと思った。スターウォーズのチューバッカやR2-D2がいかに、世界観と観客とのいいクッション材になっているかが分かった。

10.22
文学フリマに出品する小説の表紙案を作った。一冊は大体こんな感じで行こう。みたいなのが決まってホッとした。

10.23
滞っていたホームページのサーバーが復活した。
晴れていたので午前中は公園にサイクリングに行った。

10.24
一日中ホームページばかり作っていた。慣れた人なら一日で作れるような簡単なサイトを何週間もかかって作っている。でも楽しい。自分の作品をホームページ上で見ればどう見えるのか、どう見せるのが良いのかを試行錯誤するのは楽しい。

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