短編・寿司・知ること

09.27
短編小説を書いていた。夕方に本文が最後まで到達したので、自分で祝おうと思い、ちよだ鮨にお寿司を一人前買いに行った。ちよだ鮨はスーパーなどでよく売られているタイプと同じ、透明のプラスチック製のパックだった。パックをビニール袋に入れてもらい、自転車の前かごに入れて持ち返ると、他の店で買った荷物との兼ね合いがあり、いつの間にかお寿司のパックだけが完全な「縦」になっていた。

ふたが、外れており、白いビニール袋の中でシャリとネタが散乱していた。悲し過ぎる光景に感情がなくなった。一つ一つ手で取り出して食べた。小説が一旦完成という嬉しいイベントを相殺するかのように、良いことがあると、大抵このように僕は不運に見舞われる。慣れっこです。(遠足前の不眠はもちろん、旅行先のベッドで見る悪夢とか)


09.28
昨日のお寿司のことがトラウマで、払拭すべく、美味しい鰻を食べに行った。鰻丼ではなく「重」だった。炭で焼いているのに全然焦げ付いておらず、身がふわふわで、極上だった。あんなに柔らかいものをよく串に刺して焼くなぁと思った。鰻を相殺する出来事は起こらなかった。ふぅ…


09.29

一昨日書いた短編小説を推敲した。テーマや構成、会話文は割とよかった。ただ、場所の移動や、主人公の心理の描写に、正確性が欠けていた。しかし、半年前や一年前とはくらべものにならないくらい、書くスピードも質もアップしているので、ダメな点が見つかっても落ち込むことはなかった。どんなに暗い話でも、いかに暗いのか、なぜ暗いのか、がしっかりと表現できれば、その話を書く作業は「楽しい」ものになるということが分かった。また、それと同じで暗い話を読み、深く理解するという行為もきっと、楽しいことに繋がると思った。考えること、知ることは、楽しいことだと思いたい。

6枚切りの超熟を2枚使って焼いたクロックムッシュ。ハムも入れると美味しいよ。

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